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最高勝率9割5分?!最強候補の将棋戦法を3つ紹介

 

どうも!良です! 

 

将棋において最強の戦法とは何か、、、

 

簡単に勝つことが出来て、なおかつ、決まってその型に持ち込みやすい、そんな夢のような戦法はないものか?!

 

、、

 

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当たり前だけど無いわ。

(期待された方本当にごめんなさいm(__)m)

 

しかし!

簡単に勝つことは出来なくても、勝率が高く、同じ形に持ち込みやすい戦法は存在します。

 

この記事ではプロ間で勝率の特に高い3つの最強候補の戦法について紹介します。

 

将棋の戦法が定まらない方、戦法オタクの

ミーハーさん!今こそこれらの戦法を自分の最強の戦法へと昇華させてください!

 

 

(記事の内容は2018年3月26日の情報です。)

 

 

 

 

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将棋界に革命を起こした最高勝率9割5分の戦法

 

 

タイトルだけを見て、嘘だと思ってしまっても実際仕方のない勝率の高さだと思います。

しかし、嘘のような本当のお話。

ちなみに9割5分の最高勝率は、将棋界の伝説の中の伝説、羽生義治永世七冠が出されました。

その戦法とは、、、

 

 

 

居飛車穴熊です!!!

 

 

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現在でこそ勝率は6割台と落ち着きましたが、それでも6割という数字は、全戦法の中で唯一の数字となります。ただでさえプロの先生がズルとまで揶揄する戦法ですが、タイトルホルダーの強さを持つ先生が使えば「鬼に金棒」。

9割5分という二度と現れないであろう数字を見れば、本当に最強の戦法といっても間違いではないかもしれません。まさに、異次元の強さですね。

 

居飛車穴熊のメリット

 

  • ほぼ全て振り飛車に使える
  • 美濃囲いより遥かに堅い
  • 玉が攻めから遠い

 

上記3つが居飛車穴熊の最大の利点で、将棋で勝ちやすい戦法としての条件が全て詰まっています。

 

相手より堅く、相手の攻めがなかなか到達しない、そして大体の対振り飛車のケースにおいて用いることができる理想の戦法像に当てはまります。

 

 

居飛車穴熊のデメリット

 

  • 囲うのに手数がかなりかかる
  • 相手から攻められやすい
  • 玉が逃げることが出来ない

 

こちらもまた、居飛車穴熊の大きな特徴になります。囲うのに相当な手数がかかるので、当然短手数で囲える美濃囲い側から先攻されやすいです。相手からの攻めを警戒しつつ離れ駒をつくらないこと、いつ先攻されても反撃の手段を用意しておくことなど、非常に繊細な駒組みを求められるため初心者にはあまり勧められません。

 

しかし、非常に強い戦法であることには違いないので、居飛車穴熊と急戦を最終的に使いこなせるようになれば、相当な勝率アップにつながることは間違いありません。

 

 

振り飛車の救世主

 

 

対抗系振り飛車側において唯一勝率が5割を超えている振り飛車の星であり、名前の由来はそれを使用していた近藤正和先生がいつもニコニコご機嫌に指されていたからだそうです。

もうお分かりですね?

 

 

 

 

 

ゴキゲン中飛車です!

 

  

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こちらの戦法は当初は後手番の戦法として現れましたが、現在では先手でも有力だと認知され用いられています。また、2008年にはプロの公式戦で初めて、一手損角換わりと共に後手番の勝率が5割を超える快挙を残しました。

 

 

ゴキゲン中飛車のメリット

 

  • 角道を通しているので主導権が握りやすい
  • 定跡の範囲が狭い

 

角道を通したままの積極的な指し回しゴキゲン中飛車の最大の特徴です。

今でこそ角道を開けたままの振り飛車は認められていますが、一般的な振り飛車の特徴として角道を止めて駒組みを進めるというものがありました。(今でも角道を止める手は自然です)

しかし、角道を止める振り飛車は前述したように居飛車穴熊に苦しめられ、そこでゴキゲン中飛車のような積極的な振り飛車が台頭してきた訳です。

やはり積極的に動く振り飛車居飛車穴熊にとっても天敵で、単純に組む方法もありますが、主観で言わせていただくと作戦勝ちしにくい印象があります。

 

ゴキゲン中飛車のデメリット

 

  • 二枚銀で押さえ込まれやすい
  • 角頭が非常に薄い
  • 片美濃なので脆い

 

勉強家の方は知られているかもしれませんが、ゴキゲン中飛車には最大の天敵が存在します。

 

超速3七銀戦法です。

 

これは当時奨励会三段だった星野良生先生

(現四段)に編み出され猛威を振るいました。

この超速3七銀戦法を使われると、ゴキゲン中飛車上記3つのデメリットが全て露呈します。

 

通常の角道を止める振り飛車よりも角頭が弱く、超速3七銀戦法は薄い角頭への一直線の攻めを見せつつ、銀を4六の地点に置いたまま押さえ込みを狙うことも可能です。そんな優秀な対策の超速3七銀戦法ですが、ゴキゲン中飛車側の対策も進み現在の勝率は5割を少し越しています

 

少し話はそれますが、相居飛車の後手番は少し勝率が思わしくなく、代わりに振り飛車を指す居飛車党のトップ棋士の先生も存在します。渡辺明棋王などが代表例ですね。そういったために、ますます後手番のゴキゲン中飛車に期待が集まり研究が日進月歩しています。

 

AIの影響で更に進化した戦法

 

 

今となっては、将棋を語る上で欠かすことの出来ない存在となったAIですが、古くから伝わる由緒ある定跡にも手を加え、より完璧なものとしました。

 

 

 

 

先手番角換わり腰掛け銀です!

 

 

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この戦法は半世紀以上にわたって研究がなされてきて、非常にたくさんの先後の応酬の末に今に至ります。

木村定跡富岡流の出現によって先後同型腰掛け銀が完全に消え去り、後手番の専守防衛後手番一手損角換わりなどの後手番の対策が目まぐるしい勢いで次々と現れます。

しかし、AIはそれらを根本的に誤りだと言ってのけるような衝撃的な陣形を棋士達に見せつけました。それが、4八金.2九飛車型腰掛け銀になります。この戦法の優秀性はプロの先生方にも早々に認められ、角換わり腰掛け銀の先手勝率をさらに高めました。

現在の勝率は5割後半で、居飛車穴熊を除けば全戦型の中で一番高い勝率となります。

 

先手番角換わり腰掛け銀のメリット

 

  • 先攻しやすい
  • 攻めが繋がりやすい

 

 

先手番角換わり腰掛け銀のメリットはいたってわかりやすく、とにかく先手の利を活かして先攻し、攻めを繋ぐことができれば勝ちです。

5八金の位置の通常の後手番腰掛け銀、8一飛車.6二金の同型の後手番腰掛け銀の2つが相手の対応としてあり、いずれも先手番腰掛け銀の方が先攻しやすい点で勝ちやすいようです。

 

先手番角換わり腰掛け銀のデメリット 

 

無し

 

大抵の戦法にはデメリットがありますが、この 戦法の現状ではまず無いでしょう。先攻しやすく、角を手持ちにした状態の専攻の利がどれほど強力なものかがわかります。

 

部分的に2九飛.4八金型の囲いとしての弱点はあっても、その戦法を指す上で許容可能な範囲です。仮に2九飛.4八金型の囲いが指されなくなったとして、その場合は旧型の5八金型の角換わり腰掛け銀に戻るか、新たな指し方が生み出されるだけで、先手番角換わり腰掛け銀の優位性は覆らないでしょう。

 

個人的に、先手番角換わり腰掛け銀は先手必勝の順が生み出されるのでは無いかと期待しています。ここまで先手に優位性を持たれていると後手番を持って角換わり腰掛け銀を指したくありませんね。

 

 

まとめ

 

 

 

いかがだったしょうか?

最も勝率の高い戦法は居飛車穴熊でしたが、他の2つも大変優秀な戦法であることに間違いありません。

この度の最強の戦法に近い戦法というのは、プロ間を通しての印象のあり方であり、我々アマチュア間のものとは異なります。なので、安心して居飛車穴熊だろうとゴキゲン中飛車だろうとやっつけてください!

 

最後に、アマチュアにおいて強い戦法というのは、その局面に持ち込みやすく、あなたなりの試行錯誤が繰り返された戦法です。ぜひ、今回の記事を参考に、あなただけの最強の戦法を見つけ出してください!