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オススメ!!勝てる将棋の囲いと戦法との相性を紹介

どうも!良です!

私事ですが、たいっっっへん忙しい一年でブログも更新できませんでした!(←大嘘)

 

というわけで、今日からまた少しずつ頑張らせていただくのでご覧いただけると嬉しいです!

 

さて、今回の内容は将棋を始めた方に多く見られる、囲いのお悩みについて進言させていただきます。

初めたばかりの人にとって、

 

玉を囲うよりせめたい!

何に囲えばいいの?

囲ってる間に攻められる...

 

などなど、、、

 

こういった疑問は絶えないことかと思います。

 

本記事では、そういった方の勝率upに貢献致します!

 

 

 

 (初級から中級の方向けの記事です)

 

 

 

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1 玉を囲う必要性

 

 

これは正直なところ、疑問に思われている方がかなりいるのでは無いかと思います。

 

初めに結論だけ言わせていただくと、囲わないようでは絶対に強くなれません。

 

私自身将棋を始めた頃は、玉を一切囲わない居玉に棒銀で攻めていました。

しかし、ある程度までは通用したのですが、相手に囲われるようになると

  • 最後の一手が届かない
  • 攻め合い負けをしてしまう
  • 居玉なのですぐに詰まされる

などのことが頻繁に現れました。

 

つまり、玉を囲う最大の意味は、

  1. 相手の攻めをあらかじめ届きにくくする
  2. 攻め合いに備える

と捉えていただいて構いません!

 

あらかじめ準備が出来て無い国は戦争をしても勝て無いことは火を見るよりも明らかですよね。そういった意味合いです。

 

他にも、手待ちといった意味もあったりするのですが、これはプロやアマチュア高段の駆け引きなので、覚えなくて大丈夫です。

 

 

2囲う最中に攻められる

 

 

これは将棋をある程度知っている方でも難しい問題なのですが、私の持論として大きく2つの原因が考えられます。

 

まず1つ目が、無謀な囲いを選択していること。

これは戦法と囲いの相性で詳述しますが、例を挙げると、

相手が振り飛車なのに矢倉に組む

居飛車穴熊を目指す

 

などです。極端な例と思われるかもしれませんが、実際に周囲であった実話です。

 

ある程度戦法と囲いには相性があり、次題を参考にされてください。

 

そして2つ目は、囲う最中に攻められる要因として中々多い、反撃の手立てが全くない状態で囲いにいくこと です。

つまりは、囲いを最優先してしまい、相手から一方的に攻められて負けるパターンです。

 

ここで大切なのが、どんなにうまく囲っても、相手が無理矢理攻めてくれば傷を受けます。

けれど、そこで相手の無理攻めを咎め、カウンターを与えるということです。

 

四間飛車居飛車ならば、角頭を攻められた瞬間に飛車先の歩を突き角道を通す。

 

これが一番わかりやすい例ですね。反撃の手段と聞くと難しいかもしれませんが、あらかじめ棒銀を相手に見せておくことや、角交換をちらつかせるなど、そういったイメージです。

他にも、相手が攻めてくる際には必ず駒を渡してきます。その駒で、相手の薄い玉を攻めましょう。

 

3 戦法と囲いの相性

 

 

囲うにあたって重要なことが、戦法と囲いの相性になります。これは非常に重要なポイントで、あくまで戦法のために囲いがあるのであって、囲うことは目標ではありません。

 

大駒の打ち込みに強いバランス型の囲いなのか、穴熊のように片寄った堅さ重視の囲いなのか。大抵戦型ごとには相性の良い囲いが1〜3個前後あります。 

 

基本知識として、相居飛車ならば互いに上部に強い矢倉系の、対抗系(居飛車振り飛車)ならば、共に美濃囲いや穴熊といった横からの攻めに強い囲いに組むことが多いです。

 

 

4居飛車の囲い

 

 

 

船囲い

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対抗系の居飛車側の陣形。このまま振り飛車へ仕掛けるのはオススメしない。6八銀から5三銀まで囲いを発展させることを勧める。対振り飛車急戦と用いる。

 

 

カニ囲い

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相矢倉戦法に組む最中や、二枚落ちの定跡などで用いる。相矢倉の場合このまま戦いが起こると薄いため、ほとんど通常の金矢倉まで発展させる。急戦矢倉と用いる。

 

 

金矢倉

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相矢倉戦や、角換わりの囲いとして用いる。縦の戦いが起こると非常に強く活きてくる。7八金、7七銀の形は居飛車の囲いの基本なので必ず覚えておきたい。

 

 

中住まい

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非常にバランスを重視した囲い。横歩取り

相掛かりで用いる。大駒の打ち込みに強く、玉頭攻めに弱い。

 

 

居飛車穴熊

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角道を止める振り飛車に用いる。角道を止める振り飛車居飛車穴熊の影響で絶滅寸前に追い詰められた。端から攻められると意外と脆いが、近年銀冠穴熊が流行し、端も横も固いので組めたら作戦勝ちと言われている。松尾流穴熊などもある。

 

 

ミレニアム囲い

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四間飛車に用いる。藤井システムの出現で対抗策として現れた。縦も横も堅い。端攻めに細心の注意が必要。

 

 

ボナンザ囲い

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角換わりにおいて使われる。本来8八玉、7八金、5八金の形が角換わりにおいて基本だが、通常より早く囲えて角の打ち込みに強い。8七の地点が非常に薄い。

 

振り飛車の囲い

 

 

 

本美濃囲い

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振り飛車の宝。振り飛車なら何と合わせても全く問題無し。相振り飛車でも用いられる。短手数で囲えて横からの攻めに強いが、端や3七の玉のコビンを攻められると脆い。

 

 

高美濃囲い

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美濃囲いを発展させた囲い。縦からの攻めや、玉のコビン攻めに強くなっている。通常の美濃囲いから大抵の場合この囲いまで発展させる。3七の地点に桂をはねてもいい。

 

 

銀冠

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高美濃囲いを更に発展させた囲い。上部と端が非常に手厚くなっている。最大の魅力として、1七に玉が逃げると相当寄りづらい。手数がかかるので、居飛車穴熊に対して組むことが一般的。

 

 

金無双

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振り飛車で用いる。とにかく縦の攻めのみに特化した囲い。横からの攻めと4七のコビン攻めに弱い。場合によっては、1七銀と上がる手もある。

 

 

 

まとめ

 

 

 

将棋において囲いとは玉への攻めを緩和するもので、必ず組んでから攻め合う。

戦法と囲いの相性をしっかり考えて組む。

一直線に囲うと危険なので、反撃の手段を相手に見せつつ駒組みを進める。

 

 

最後に、囲いの弱点を知ることで寄せも受けもも上達することができる名書中の名書を紹介します。

 

 

 

 美濃崩し200 (最強将棋レクチャーブックス)

美濃崩し200 (最強将棋レクチャーブックス)

 

 

上記の本は有段者を意識するなら絶対に手元に置いておくべきです。美濃の崩し方ということで非常に使用場面が多く、振り飛車党の方が読めば受けが強く、居飛車党の方が読めば寄せが鋭くなります。

 

 

以上で囲い講座は終わりです。

 

正しい囲いの理解で皆様の勝率が上がることをお祈りします!